~訃報~ロバの「クミちゃん」が亡くなりました。

ふれあい広場の仲間、ロバの「クミちゃん」が、12月15日に老衰による心不全のため死亡しました。24歳でした。

 

「クミちゃん」は、1990(平成2)年に神戸市立王子動物園で誕生し、翌1991(平成3)年10月3日に茶臼山動物園へやって来ました。

今は亡きオスの「松五郎」との間に2子をもうけたお母さんロバで、「松五郎」亡き後もふれあい広場でオスポニーたちと一緒に暮らしてきました。
とてもきれい好きで、優しい顔をした穏やかなロバで、「クミちゃん」ファンのお客さんもたくさんいらっしゃいました。

今年の夏に一度体調を崩しその後持ち直し元気に頑張っていたのですが、12月12日に突然立てなくなり、職員の懸命な介護も実らず15日に亡くなりました。

いつもふれあい広場に行くと、大きな鳴き声で歓迎してくれた「クミちゃん」がいなくなり、ふれあい広場も寂しくなってしまいました。

「クミちゃん」今までありがとう、お疲れ様。天国で「松五郎」と2頭仲良く暮らしてね。

レッサーパンダ展示再開のお知らせ

レッサーパンダ展示再開のお知らせ

11月下旬より、レッサーパンダ舎屋内放飼場の一部補修作業のため、「ノン」親子の展示を一時中止しておりましたが、補修作業が終了しましたので、展示を再開することになりました。
展示を中止している間にも、「ポポ」「ジャジャ」ともにすくすくと育っており、体重も毎日少しずつ増えています。現在、すでに昼間は母親の「ノン」とともに屋内放飼場に出しておりますので、一回り大きくなった子供たちを、是非ご覧になってください。
 

レッサーパンダの赤ちゃんの名前が決まりました!

☆平成26年7月1日に生まれたレッサーパンダの双子の赤ちゃん(オスとメス)の名前が決定しました。

▼名前/オス【ポポ】(応募人数2人) メス【ジャジャ】(応募人数1人)
▼命名者の方/宮尾七海さま(千曲市)  鳥原尚美さま(羽島市)  李佳さま(上田市)
▼応募総数/311人
▼選考理由/メスの「ジャジャ」は漢字で「佳佳」の中国語読み。すぐれているとか美しいなどの意味があり、メスのパンダらしい名前なので選びました。オスの「ポポ」は、メスと同じく同じ音を繰り返す名前のなかから、おだやかで優しそうな名前ということで選びました。

多数のご応募ありがとうございました。おかげ様ですばらしい名前をつけることができました。今後とも赤ちゃんたちをよろしくお願い致します。
※なお、赤ちゃんたちと母親は、室内展示場の一部補修(脱出防止対策)のため、現在展示を中止しております。補修が終了次第、展示を再開する予定ですので、ご了承ください。
 

新しい仲間が加わりました「マンクス・ロフタン」

今年も、年賀状用に来年の干支の動物と一緒に記念撮影をする「動物園で年賀状記念撮影」イベントが11月21日~12月14日の期間開催されます。

そのイベント用に「マンクス・ロフタン」という品種のヒツジが10月28日に仲間入りしました。

 

「マンクス・ロフタン」は、イギリスとアイルランドの間にあるマン島が原産地のヒツジで、羊毛と肉用に利用されてきました。オスメスともに2~6本の角が生えます。
当園にやって来た子は、2014年3月生まれのメスで、名前を「チャチャ」といいます。ちなみに角は2本です。

 

現在検疫中で、一般公開は11月21日のイベント初日からを予定しています。

当園のヒツジはこれでサフォークの「メリー」、コリデールの「ポポロン」、そしてマンクス・ロフタンの「チャチャ」の3頭になりました。ヨロシクね!

レッサーパンダの「シンゲン」くん、北海道の釧路市動物園へ

 このたび茶臼山動物園で飼育中のレッサーパンダの「シンゲン」が、北海道の釧路市にある「釧路市動物園」へ移動することになりました。

 「シンゲン」は2011年6月18日生まれのオスで、日本全国の動物園と水族館をつなぐ情報誌「どうぶつのくに」の一般公募で名前がついた子です。
少し遠いところへ行ってしまいますが、北海道でも、みんなに愛されるレッサーパンダになってほしいですね。
11月11日(火)に茶臼山動物園を出発して、2日後の11月13日(木)に、釧路市動物園に到着の予定です。

皆さんも北海道に行く機会がありましたら、ぜひ「シンゲンくん」に会いに行ってあげてくださいね!

 

レッサーパンダ「ロン君」のお散歩タイム ~再開のお知らせ~

夏の間、ロン君の体調不良のためお休みしていた「ロン君のお散歩タイム」ですが、ロン君の体調も回復し涼しい季節にもなりましたのでイベントを再開することになりました。

再開予定日・・・・10月11日(土)より、毎週の土日・祝日
イベントの時間・・午後1時30分から、約15分間...
※「ロン君」の体調により、イベント時間の変更や、イベントを中止させていただく場合があります。

たくさんの方から、励まし・応援のお言葉をいただきました。
本当に、ありがとうございます。
また「ロン君」に会いに来てくださいね(^-^)/

~訃報~アメリカンミニチュアホースの「クロスケ」が亡くなりました。

ふれあい広場の仲間、アメリカンミニチュアホースの「くろすけ」が老衰の為、9月28日に死亡しました。
「くろすけ」は、本名「まっくろくろすけ」、性別「オス」、年齢「不詳」、1995(平成7)年に来園し、メスの「スズ」との間に2子をもうけ、ふれあいイベントや移動動物園などで活躍しました。
老後は、シェットランドポニーの「ポッキー」や「スター」と一緒にふれあい広場でのんびりと暮らし、その穏やかな性格から、お客さんからもポニー仲間からも愛された優しいお馬さんでした。
いつもいるはずのふれあい広場に「くろすけ」の姿がないと、何とも言えない寂しさがこみあげてきます。17年来の仲間を失い、心にポッカリと穴があいてしまったようです。
皆様には長い間、「くろすけ」を可愛がっていただき、本当にありがとうございました。

 

(写真左から「クロスケ」、「スター」、「ポッキー」の仲良し3頭。「スター」は2004(平成16)年に25歳で死亡。現在は寂しがり屋の「ポッキー」のみになってしまいました。)

レッサーパンダの赤ちゃん!一般公開のお知らせ

7月1日(火)に誕生したレッサーパンダの赤ちゃんたち(オス1頭・メス1頭)が、ようやく巣箱から出てくるようになりました。

それに伴い一般公開を始めますのでお知らせします。

 

◆公開開始日:平成26年9月30日(火)から

◆公開時間:午前10時から10時30分までと、午後3時から3時30分まで。

 

※赤ちゃんの体調などにより、公開日・公開時間を変更することがありますのでご了承ください。

※最初は15~30分間程度を目安に公開し、外の環境に慣らしながら徐々に公開時間を延長していく予定です。

※赤ちゃんの名前は、10月18日(土)・19日(日)に開催します「秋の動物園まつり」の際に一般公募します。

※写真向かって右側の体色の濃いほうがオス、体色の薄いほうがメスです。

ライチョウのヒナ一般公開中!

今年もライチョウのヒナが孵化しました!

8月1日に人工繁殖で2羽、9日に自然繁殖で2羽、計4羽のヒナが誕生し、そのうち2羽が無事に生育しています。

写真は、8月9日に孵化したライチョウのヒナとお母さんです。
クラーの効いた室内より、外の運動場が大好きです。
天気の良い日は外の運動場に出ていることが多いので、かわいいヒナを見られるチャンスです。
お母さんが外に出ている時はだいたい一緒に外に出ていますので、よく探してみてね。

 

今年も、レッサーパンダの赤ちゃんが誕生しました!

 レッサーパンダの「チャオ(オス)」と「ノン(メス)」夫婦に今年も赤ちゃんが誕生しました。

 赤ちゃんは2頭で、性別はまだ不明、出産日は7月1日(火)です。
 「ノン」は2回目の出産で、当園でのレッサーパンダの繁殖は、今回で30回目(計60頭出産)になります。
 赤ちゃんの公開はず~と後の秋になりますが、まずはお知らせまで。

※レッサーパンダの赤ちゃんの様子は、「レッサーパンダのおうち」内にて子育ての様子をライブ映像していますので、その画像をご覧いただけます。
赤ちゃんは巣箱の中で3カ月ほどお母さんと一緒に生活し、秋に巣箱から出てくるようになりますので、赤ちゃんの一般公開は秋ぐちになります。
よろしくお願いいたします。

アミメキリン「ヨウタ」 ~千葉市動物公園へ旅立ちます~

 現在、茶臼山動物園のアフリカ平原には、「カナエ(お母さんキリン)」と「アミ(カナエの娘)」と「ヨウタ(カナエの息子)」と「ガンバ(埼玉県こども動物自然公園からやって来た男の子)」の4頭のキリンが暮らしていますが、この度、「ヨウタ」が7月7日に千葉市動物公園へ、ブリーディング・ローン(繁殖目的のための貸し出し)のため旅立つことになりました。

 「ヨウタ」は2012年9月23日に父親「ヨウコウ」と母親「カナエ」の間に生まれました。父親の「ヨウコウ」が2012年5月9日に亡くなったことから「ヨウコウ」の忘れ形見ということになります。
 これまではカナエお母さんと一緒に仲良く暮らしてきましたが、千葉市動物公園には1998年生まれのメスキリンがいるので、そのお婿さん候補として繁殖を期待され貸し出されます。甘えん坊なヨウタですが、立派なオスキリンだったお父さんの「ヨウコウ」のようなキリンになれるよう千葉市でも頑張ってほしいものです。

※当日は15:00頃輸送箱に収容し、17:00に茶臼山動物園を出発予定です。

 

ニホンザルの赤ちゃん公園デビュー!

 ニホンザルの出産はだいたい4~7月頃で、5~6月頃にピークを迎えます。
 茶臼山のサル山でも、4月29日、5月7日、5月21日、5月28日にそれぞれ1頭ずつ、今年はこれまでに計4頭(オス1、メス3)の赤ちゃんが誕生しました。

 初めの頃はお母さんにしがみついてばかりの赤ちゃんサルたちも、最近ではお母さんから少しだけ離れて遊ぶようになってきました。
 サル山のあちらこちらで赤ちゃんサルとお母さんサルの微笑ましい光景を観察することができます。是非のぞいてみてくださいね。

 

ライチョウの夏羽と冬羽が同時に見られる時機!

 茶臼山動物園で飼育しているスバールバルライチョウが今、冬羽から夏羽へと換羽の時期を迎えています。

 鳥の換羽は、1日の日照時間の長さによって左右されているので、茶臼山でも5月からスバールバルライチョウの故郷北極圏の白夜を再現するため、照明を24時間点灯するようになりました。
それによって換羽のスイッチが入るわけですが、オスメスが同時に換羽するわけではありません。

 メスは、5月中旬頃からまず頭のてっぺんのほうから換羽が始まり、6月中旬頃には完全に夏羽へと切り替わります。メスの換羽がオスより早いのは、メスが産卵や子育てをしなければならないためです。メスは夏羽に切り替わったのとほぼ同時に産卵を開始します。

 一方、オスの換羽は6月上旬頃から同じく頭のてっぺんから換羽が始まり、メスよりもゆっくりとしたペースで8月中旬頃に夏羽へと切り替わっていきます。夏羽から冬羽への換羽はオスメスとも9月中におこなわれるので、オスは夏羽に完全に切り替わったら、またすぐに冬羽への換羽が始まるといった感じになります。

 このようにオスとメスの換羽の時期がずれているので今の時期は白いライチョウと茶色いライチョウの両方を同時にみることができますよ。

アムールトラのオス「リング」来園!!

 5月23日(金)に、アムールトラのオス「リング」が北海道の釧路市動物園から茶臼山動物園にやって来ました。

 「リング」は、2003年4月30日生まれの今年11歳になるオスで、これまでに繁殖の為、釧路市動物園から東京都多摩動物公園や札幌市円山動物園へ貸し出されたことがあるベテランで、今回、茶臼山動物園のメス「ミライ」のお婿さん候補として借り受けることになりました。今後は、柵越しのお見合いから始め、発情状態や相性をチェックしながらペアリングをしていく予定です。

 23日早朝にトラックで運ばれて動物園に到着した「リング」、輸送箱のフタを開けるとゆっくりと箱から出てきてまわりの様子をうかがいながら室内展示場に入って来ました。のどが渇いていたようで長いこと水を飲んだあと、用意しておいた牛肉と馬肉を両方ともペロリと平らげました。旅慣れしているのか、さすがといった感じの堂々とした様子でした。

 「リング」はしばらくの間は運動場には出さず、室内展示場と隣の予備室をフリーの状態で展示しますので、トラが室内展示場にいる場合はご覧いただくことができます。
ベテランの「リング」と若い「ミライ」、これからこの2頭の関係に注目です。どうか皆さん、あたたかく見守ってあげてくださいね。

 

新しい仲間が加わりました! アルパカの「パール」くん

 4月25日(金)に北海道の釧路市動物園からアルパカのオス「パール」くんがやって来ました。

 茶臼山動物園ではこれまで、栃木県の那須どうぶつ王国から冬の間だけ期間限定でアルパカをお借りして展示していましたが、パールくんの来園により通年で飼育展示することになりました。早速、来園初日から展示を開始しました。
 昨年10月に生まれたパールくんは、体重40キロほどのまだまだ子供のアルパカさんです。元気に成長する姿を見守ってあげてくださいね!

モモンガに新しい仲間が加わりました!

4月22日(火)に富山市ファミリーパークから3匹(オス2匹・メス1匹)のホンシュウモモンガがやって来ました。

これまで茶臼山ではオス1匹、メス1匹を飼育していましたが、昨年、メスが病気で亡くなって以来、オスの茶々丸だけになっていたところでした。
新しく仲間入りした3匹は新しい環境にも動じず、特にメスは早速、茶々丸と寄りそって仲良くしていました。
是非、2世を期待したいところです。

モモンガは郷土の野鳥コーナーにて展示しています。とっても目が大きくてかわいらしい顔をしていますので、是非チェックしてみてね!
(巣箱の中にいることが多いのでなかなか見ることができませんが、午後の遅い時間に出てくることがよくあるのでおすすめです。)

園内の桜が見頃です!

春らしい陽気が続き、茶臼山動物園の桜も満開になってきました。
写真は、4月20日(日)のサル山前の様子です。
ここは日当たりも良いので、園内でも特に早めに桜が満開になる場所で、ニホンザルたちも日光浴がてら花見を楽しんでいることでしょう。

今週いっぱいが見頃ですので、是非お出かけください!

 

 

アルパカ「キナコさん」那須どうぶつ王国へ帰りました。

 昨年10月23日から茶臼山動物園に出張できていたアルパカ「キナコさん」が、
4月9日13時過ぎ、王国へ帰っていきました。

 やさしくてとっても人懐っこい「キナコちゃん」、出張お疲れ様でした。
みんなにたくさんの笑顔を与えてくれてありがとね♡

 

シバヤギの赤ちゃん公開中!

 子供動物園で飼育しているシバヤギに2年ぶりに赤ちゃんが誕生しました。
 母親は2頭で、3月3日に「ヒナマメ」がメス1頭を、3月14日に「コマメ」がオス2頭メス1頭を出産し、あわせて4頭の赤ちゃんの誕生です。
 名前は飼育担当者によってオスは「源之丞(げんのじょう)」「玉三郎(たまさぶろう)」、メスは「福豆(フクマメ)」「蜜豆(ミツマメ)」と名付けられました。

 すでに赤ちゃんたちは公開されており、愛らしい姿や動きで注目の的になっています。
 ヤギの赤ちゃんの成長は早く、生後1か月半ぐらいで離乳をして、生後2か月もすれば母ヤギと離して飼育するようになります。
 とはいっても、五月中旬ぐらいまでは、まだまだ愛くるしい姿をご覧いただけますので、是非4頭に会いに来てくださいね。

 

アズマモグラの観察

 特別展「バックヤードの動物たち」で展示している動物たちの世話をしていると、ついついモグラの様子が気になって見入ってしまうことがあります。

 モグラが活発に活動している時は、エサを食べたり水を飲んだり、網状のトンネル内をものすごいスピードで前進や後退をしたり、分岐点で体を入れ替えて進む方向を変更したりと、普段は見られない地中でのモグラの様子を知ることができます。もちろん、そのようにモグラが活発に動いているところを見るのはとても楽しいのですが、最近ではどちらかというと寝ている時の様子を観察するのが面白くなってきました。というのも、寝ている時のほうが、モグラのからだをじっくりと観察することができる場合があるからです。

 うちのアズマモグラさんは寝る場所がまちまちで、土のある部分で寝ている場合は観察が難しいのですが、網状のトンネル内で寝る場合は飼育ケース手前の部分を使うことが多いので、からだの細かい部分などをじっくり観察することができます。この前などは、網状のトンネルの垂直部分で、後足を網に引っかけてさかさまで宙吊りになって眠っていたので、足が引っかかって死んでしまったのかとびっくりしてしまいましたが、そのおかげで後足の親指側に突起があるのに気づくことができました。

 アズマモグラの前足の指の数は5本で、トンネルを掘るため非常に大きく立派な爪をもっています。親指の外側には鎌状骨と呼ばれる立派な骨がついていて、大きな手のひらをさらに大きく頑丈にしています。後足の指の数も5本で、とここまでは図鑑などでよく紹介されていることですが、後足の親指の外側に、さらに指のような突起(爪はついていない)があるのは、ちょっとした驚きでした。この突起が前足と同じ鎌状骨の一種なのかどうかは、現在、骨の専門家の先生にお聞きしているところでまだ不明ですが、これからちゃんと勉強したいと思います。

 よく利きそうな鼻先、つぶらな瞳、土のつかない上質の毛皮、そこだけ毛がまばらで貧相な尻尾、アズマモグラの観察、まだまだ楽しめそうです。

 

特別展はじまりました!

7日(金)からレクチャールームにて、特別展「バックヤードの動物たち」が始まりました。
この特別展は、茶臼山動物園で飼育している動物のうち普段は展示していない動物たちを、この機会に見ていただこうと毎年この時期に開催しているものです。

前回、このコーナーで紹介したアズマモグラさんも無事展示までこぎつけることができ、今回ご覧いただけることができます。
モグラは臆病というイメージを持っていたのですが、新しい環境にもすぐに適応して、展示スペースをもぞもぞとよく動き回っています。
動いている姿は面白くて、ずっと見ててもぜんぜん飽きないですよ。
モグラが寝ていた場合は、動いている時間と寝ている時間が交互にきますので、他の動物を見たりして少し時間をおいてからまた見に来るといいかもしれませんね。
季節が穏やかになったらモグラは野生にかえしますので、この機会によかったら見に来てくださいね。

 

ウサギの赤ちゃん

ウサギの赤ちゃん4匹を、特別展にて展示中です。

4匹は1月10日(金)に生まれた子たちで、1匹がお父さん似、3匹がお母さん似の4兄妹です。
性格も1匹ずつ違うんですよ。

今が一番かわいらしい盛りですので、ぜひ会いに来てね!

 

アズマモグラさん

皆さんはモグラって見たことありますか?
名前は有名ですが、実際にモグラを見たことのある人って、案外少ないんじゃないでしょうか。
動物園でもモグラを見られるところは、今のところ東京都多摩動物公園さんと富山市ファミリーパークさんぐらいしかなかったと思いますし…。

茶臼山動物園に勤めていると、2年に1度ぐらいの割合でモグラを目にする機会があります。
朝、お客さんの誰もいない園内を歩いていると、園内の側溝に落ちて出られなくなってしまったモグラやヒミズに稀に出くわすことがあるのです。
死んでいる場合が多いのですが、稀に生きている個体に出くわすことがあります。
写真の個体は、昨年の11月27日に園内の側溝で身動きが取れなくなって弱っているところを一時保護しました。

モグラの飼育は非常に難しいので、すぐ死んでしまうのではないかと心配したのですが、この子はなんとか餌付いてくれて今のところ元気です。
できれば2月からの特別展「バックヤードの動物たち」にて、それこそ特別展示してみたいのですが、さてどうなることでしょうか。

リクガメさん雪中のお散歩

以前にもこのコーナーで紹介したことのある、雪上を歩くリクガメさんたちの様子です。

リクガメさんたちは寒さに弱いので、冬の季節は30℃に設定された温室の中でほぼ1日を過ごします。
しかし、温室の中だけでは歩き回ったりするには狭いので、天気が良く日差しの出ている日などには、リクガメさんたちはそわそわと動きだし、「外に出せ」「外に出せ」とアピールしてきます。
そんな日は午後に外の運動場に出してあげることがよくあります。

本日も、天気が良かったので扉を開けてやると、ゾウガメ、ホウシャガメ、ケヅメリクガメ、ヒョウモンガメたちが一斉に雪の積もった運動場に出かけていきました。
雪の上をものともせずみんなが歩き回ります。なかには雪を食べている子もいます。

しかし、日差しが出ているといっても気温は2、3℃ほどしかありませんので、20~30分もすれば温室の中にみんな戻ってきます。
たったの20~30分ですが、一度外に出してやるとみんな納得して、そのあとは温室の中でおとなしく過ごします。

謹賀新年

長野市茶臼山動物園は、新年一月一日より通常どおり開園しております。
開園時間は冬時間【10時から16時(券売終了時間15時30分)】となっていますのでご注意ください。

1月の休園日は、6日(月)、14日(火)、20日(月)、27日(月)です。

なお、今年から冬期も北入口を開放しておりますが、北口駐車場から北入口までの歩道は積雪で危険なため通行止めになります。歩道ではなくモノレール(有料)をご利用いただきますようお願い申し上げます。通常は南入口(正面入口)をご利用いただきますようご案内致します。

お正月三箇日は、動物園お正月イベントが開催されます。詳しいイベント情報はこちらをご覧ください(http://www.chausuyama.com/news/418)。

また、栃木県の那須どうぶつ王国からお借りしているアルパカの「きなこ」さんは、園内子供動物園にて3月末まで展示しています。

写真は木曽馬の「サクラ」さんです。「サクラ」も首をなが~くして皆様のお越しをお待ちしております。
新年も何卒ご愛顧のほどかさねてお願い申し上げます。