平成23年2月28日撮影(長野市茶臼山動物園動物病院)。
ヨツユビハリネズミのお母さんが2匹の赤ちゃんを出産しました。
生まれたばかりの赤ちゃんハリネズミは、体長2.5センチほどで、目も耳の穴も開いておらず、毛も生えていません。ただ、生まれた時にはすでに100本ほどの針をもっています。
赤ちゃんは生まれるまで、皮膚が大量の体液で満ちていて、針は皮膚の中に埋もれています。そのため、お母さんの産道を針で傷つけることはありません。生まれてから数分で体液は吸収されて皮膚の下から白くて軟らかい針があらわれます。
映像は、生まれてから半日ほどたった状態です。