なし
ニホンライチョウ
鳥類
Japanese Rock Ptarmigan
キジ目 キジ科
Lagopus muta japonica

日本(本州中部)
ライチョウの中で最も南に分布する亜種で、北アルプスや南アルプスなど本州中部の標高2200m以上の高山帯に生息し、国の特別天然記念物に指定されています。
羽毛は1年のうちに冬羽、夏羽、秋羽と3回換羽し、冬は雌雄とも尾羽を除き全身白色、夏はオスでは上面が黒っぽく、メスは黄褐色に換羽します。目の上に赤い肉冠があり、オスは特に目立ちます。
一夫一妻制で繁殖期にはオスはなわばりを持ち、抱卵や子育てはメスのみでおこないます。メスは6月頃に6個ほどの卵を産卵し、卵を温め始めてから22日ほどでヒナが孵化します。
おもに植物食で、ガンコウランやコケモモ、ダケカンバ、イワツメクサなどの高山植物を食べています。